1. 思い出不動産収益化・テナント化ケース集
  2. 兄弟の絆を繋ぐ長屋、高級立ち飲み店として新たな息吹

兄弟の絆を繋ぐ長屋、高級立ち飲み店として新たな息吹

三兄弟が営んでいた自動車部品商社の長屋が高級立ち飲み店として収益化

兄弟の絆を繋ぐ長屋、高級立ち飲み店として新たな息吹

築年数不詳の2軒長屋。かつては3兄弟が50年以上にわたり自動車部品の卸業を営んでいた場所でした。

しかし、高齢のため廃業を決意。

思い出の詰まった長屋をどのように活用するか、兄弟は悩んでいました。


住居として改装することも考えましたが、賃料収入は限られると判断。

そこで、店舗として賃貸することをご提案しました。

改装費用はテナント側が負担する条件を設定し、日本酒専門の高級立ち飲み店として生まれ変わることになりました。


2階建ての建物の2階部分の床を抜き、吹き抜けにすることで、開放的な空間を創出。

賃料は1階と2階の両方の分を支払ってもらうことで、安定した収入を確保しました。


開店から11年、店は繁盛し、兄弟は年金に加えて安定した賃料収入を得ています。

さらに、将来を見据え、家族信託(民事信託)に切り替えたことで、認知症や病気になった場合でも、安心して賃料収入を得られる体制を整えました。


「孫にお小遣いをあげることもできるし、親族間の揉め事も防げる。信託にして本当に良かった」喜んでいただいています。

住居として貸した場合の数倍の賃料を得られることも、大きな喜びとなっておられるようです。