皆様、こんばんは。
早いもので今年はあと、たったの4日ですね。
弊社は表向きには本日で仕事納めですが、明日もお仕事が入りました。
そして表向きには5日から東京ブランチにて営業開始なのですが、元旦に顧問先様のご自宅に新年のご挨拶に御伺いしますので、
全く年末年始感がありません…
まだ、年賀状の表書き終わってないしW
このコロナ禍でも、お仕事を頂けるのは大変ありがたいのですが。
さて、今日のテーマは先日のvol.11のブログにちょろっと書いた、7年前に亡くなった親父の裁判です。
思い返すと、今から12年前、というかもう12年か・・・・
僕がまだ、この会社を立ち上げる2年ほど前で、前の会社が倒産し親父が認知症でおかしくなった時に事件が起きました。
親父の認知症の確定と同時に家族に内緒にしていた借金が判明し、とりあえず親父の会社を畳むことが債務整理の第一歩でした。
それで、その日親父の事務所の廃業の為に大和郡山まで大阪から向かい、親父と共に事務所の片づけに着手しました。
色々なものを捨て、書類にも目を通し現行の親父のお客様に、仕事でご迷惑かけてないかのチェックをしていた時に、
いきなり捨ててあったんですよ。ゴミ箱に「訴状」が!!!!!!!!
しかも結審の期日が目の前で、そのまんまほかしてたら、完全敗訴!!!!!
マジ、危ないとこやった。
で、その訴状内容は
- 親父が被告(訴えられる側)
- とある工務店と共同事業を結んでいたのに、勝手に事業解消されて、後にその事業で自分だけ利益をせしめたので、金払え。
- 売り建て(建売逆で、お客さんが土地を買ったら、その工務店で家を建てる)の約束で土地の造成資金も出したのに、ある日原告の工務店の社長が売れてない区画の土地の草刈りに行ったら別の区画にヘー〇ルハウスで家が建っていた(笑) そら、訴えられるわ・・・
で、その場で親父を問い詰めると
「共同事業は既に解消した」
「造成費用は返した」
「あいつに立てて貰った家(実家)が雨漏りしたけど直しに来よらへん」(←これ全く関係ない) とのこと。
当然、身内なので親父の言う事を信じ、速攻弁護士さんをこちらも立てて戦う事にしました。
オカンは弟では解決出来ないし・・・
なんで、俺一人で立ち向かうねん・・・
何度か裁判も傍聴し、弁護士さんとの事前打ち合わせで「こう言えよ、こう言うなよ」と証言台での口頭弁論の
指南もしましたが、認知症なので舞いがってしもて、全然ちゃうこと言うて心象悪くなるし。。。
で結論アウト!!!! 僕から見ても、黒ですよ真っ黒・・・・
弁護士さんとこけましたわ(笑)
結果、裁判官と弁護士さんと何とか和解に持って行きましたが。
完全敗北です。
僕は親から嘘つくな、間違ったことするな、逃げるなと言われて育って来たけど、
それはお前じゃー(怒)
と後で食い気味に吠えました。
今思うと、あの裁判を和解に出来たのと親父の債務整理は自分でも良くやったな、と思います。
止まぬ雨は無い、雨降って地固まる、あれはホンマの言葉ですね。
忍耐と諦めないことを教えて貰いました。
そのお陰で私も図太く生きることが、出来ました。
そしてそれは、今にも生きています。
後ろめたい商いはしない!
逃げない!
黙ってたらバレへんとかない!
こんな僕でも、どっこい生きています。
もし今、人生のどん底にいると思っている人がいたら伝えたい。
まだまだ底はあるかもよ・・・・(笑)
でも、諦めないこと。
前に進むことを止めないこと。
立ち止まって深呼吸したら、アイデアがわいてくること。
誰か愚痴れる人一人作って問題を抱え込まないこと。
長文お読みいただき、毎度ありがとうございます。