1. ブログ
  2. トミヤのおばちゃん VOL.68
 

トミヤのおばちゃん VOL.68

トミヤのおばちゃん VOL.68
皆さん、こんばんは。
先程まで契約で敦賀にいましたが、
帰って参りました。

さて遂に、我が港本社の元お好み焼き屋の名店、
「トミヤ」のおばちゃんが自宅を処分し、
二ヶ月後にはお子さんご家族の住われる東京の
高齢者向けマンションへ引っ越される事になりました。

いつも、うちの爺さん婆さんも親父も叔母さんも子供の頃から食べていた、トミヤのお好み焼を
廃棄後もたまに、せっせと焼いて持って来てくれていました。

「最近は馴染みのソース屋さんが廃業はして、昔の味が出んのや」と言いながら。

そして、先日最後の一枚を焼いて持って来てくれました。

この街で約60年程、我が家親子3代お世話になっていました。
少年時代の親父にお好みを焼いてくれたり、
ウチの叔母さんがクモ膜下で倒れたところを、
偶然発見し救急車を呼んでくれたり。

おばちゃんには感謝しきれない恩があります。
おばちゃんは言います。
「アンタの死んだお爺ちゃんやお婆ちゃんには、若い頃から世話になったからなあ」と
14年前に僕がこの街に31年振りに舞い戻った時から優しくして貰いました。

そして転居される先は、偶然、僕のサラリーマン時代の営業エリア、西東京でした(笑)

おばちゃん、また逢いに行きます。
長年親子3代、ありがとうございました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。